昼間は活動の時間
夜眠れないのは、日中の活動量が少ないということも考えられます。
頭も使っていない、体も動かしていないのでは、 脳に刺激が伝わりません。
脳が活動しないと、昼だか夜だかわからなくなり、睡眠にも悪影響を与え不眠症にもなりかねません。
昼間はしっかりと脳に刺激を与え、体を動かして活動量を増やしておくことが快眠につながります。
会社勤めをしていると、休日に寝だめをしようとしたり、ダラダラと過ごしがちです。
でもこの休日の過ごし方が不眠を招くもとになります。
不眠症にならないためにも、改善のためにも、平日も休日も同じパターンで生活することが大切です。
毎日同じ時間に同じ行動をすることで、同じ時間に眠くなるように体に覚え込ませるのです。
とくに、起床時間は同じにします。眠ければ、早めに寝ることで調節してください。
不眠症になりにくい人は、朝の使い方が上手な人でもあります。
朝は睡眠のためにも大事な時間だということです。
朝は太陽の光を浴びる
朝日を浴びることで、すでに夜眠くなるための準備を始めているのです。
朝日を浴びてから、眠くなるまでの時間は16時間なので、朝7時に起床して朝日に顔を向けたら23時に眠くなります。
朝日を浴びる時間は20分で効果があるのですが、朝は何かと忙しいので、通勤時間を利用するのもいいですよね。
通勤時間に20分以上かかる人のほうが多いでしょうから、地下道や地下鉄を利用せず、なるべく太陽の下を通勤順路に設定しましょう。
そうすれば、16時間後には眠気が自然とやってきます。
もちろん、眠るための準備も合わせて行いましょう。
食事の時間は毎日同じに
休日も平日も起床時間を同じにしたら、食事の時間も同じにします。
食事も自律神経に影響を与えていますから、朝食、昼食、夕食も、毎日同じ時間するのも快眠のためには必要です。